私のブログタイトル「しっぺいたろう」とは磐田の霊犬です。昔話にもなっていて小学校の遠足ではその墓にもいったことがあり、最近、ゆるキャラになりさがってしまったあのお犬様のことであります。
悉平は「しっぺい」と読み、「悉く(ことごとく)」「平らげる(たいらげる)」という至極かっこいい言葉です。昔話を全部説明するのは面倒なので、一言で表すと「鬼退治のヒーロー犬」でしょうか。まんが日本むかし話になった太郎さんはめちゃくちゃかっこよく描かれていました。
ずっと大好きで故郷のシンボルだなぁと(サッカーはおいといて)思っていたのでタイトルに。サッカーで有名になる前は、トンボとしっぺい太郎ぐらいしかなかった気がする。。。
心のきれいな人ってどんな人って思いながら、周りにいたかどうか思い起こしてみると、20歳ぐらいの時、牛丼屋さんでアルバイトしていて、なぜこんな清らかな主婦がこんな牛丼屋さんに?というようなギャップ萌えだったのかもしれませんが、35〜45歳ぐらいの方がいて、いつもにこにこ、キラキラ、清潔感いっぱいで、少し天然で明るく笑顔の耐えない人だったんです。
この霊犬とこの主婦には共通点があって、「凜としている」という感覚的な言葉でしか表現できないのですが「態度や姿などがりりしくひきしまっているさま。」と辞書には描いてあるけど、そういうことでもないような。まっすぐな意志の柱を抱えているような気がするんです。ほんとに感覚的で伝わりにくいけれど。
自分をよく見せようと胸をはりすぎて、虚勢ぎみになっているのではなく、考えがシンプルで潔い。聡明。
自分を振り返るといつも、「嫌な人とは関わりたくない」「面倒なものには関わりたくない」「人よいいいものを買いたい」「親の世話は逃げたい」「早く帰って寝たい」「ムカムカする」そんな雑念、邪念、挙げ句、自己嫌悪(ラッパーっぽい。)
とにかく多い。もっと物事を俯瞰で見て一度、雑念をとりはらって、上から目線ではなく一度自我をとりはらう必要があってその上でシンプルに謝るべき場所で謝り、誇りを忘れず、正しい道を進んで行きたいと思っております。それがまっすぐな意志の柱なのかしら。
もうその分野でも、心のきれいな人なんていないんじゃないかと思う。苦労が浅い分かどうかわかりませんが。